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会長より

ご 挨 拶
兵庫県高等学校教育研究会社会部会
会長 塚本 師仁 (県立龍野高等学校長)

 兵庫県高等学校教育研究会社会(地理歴史・公民)部会のホームページを訪れていただきありがとうございます。本サイトは、本部会の活動について多くの方々にご理解いただくとともに、会員の相互理解と共通認識を図るために開設しております。 兵庫県高等学校教育研究会社会(地理歴史・公民)部会は、兵庫県内の国公私立高等学校の地理歴史科及び公民科の教員を核として構成されている研究団体です。本部会は、会員の資質向上とともに、会員相互の研鑽の場を提供することにより、兵庫県内高等学校における地理歴史科及び公民科教育の中核となることを目指しています。
 兵庫県では、社会科教員等が新制高等学校発足当初の昭和20年代から、歴史部会、地理部会、社会部会の3部会に属し、部会ごとに特色ある研究活動や教育活動を行ってきました。平成15年に3部会が合併し、社会(地理歴史・公民)部会として新たなスタートをきり、15年を経過し、令和2年度、会員数は500名を超えています。
 当会の事業を紹介しますと、5月春季総会・研究協議会では、京都大学や大阪大学、東京大学等から研究者を講師に招き、最新の研究成果の学習、会員の研究発表や研究協議を、夏季休業中8月には、近隣府県にも足を伸ばした巡検を実施し、考古学の発掘現場や国宝、重要文化財等の見学会・説明会を、11月秋季研究大会では、神戸、阪神、東播、西播、丹有、但馬、淡路の7地区の持ち回りを基本として、高等学校を会場に、1日かけて公開授業、授業研究及び研究協議を実施し、会員の授業力向上を図っています。
 地理歴史科・公民科では、新課程で「地理総合」「歴史総合」「公共」の必修科目をはじめ、学習内容やその指導方法を見つめなおす必要が出ています。本会では研究紀要の内容を充実させ、授業実践の発信や授業に仕える資料紹介など、県内の地理歴史科・公民科の教育に資する活動に力を入れているところです。会員一同は、社会部会のみならず、3部会の先輩教員の方々が築かれた素晴らしい歴史と伝統の基礎の上に、兵庫県高等学校教育研究会社会(地理歴史・公民)部会の更なる発展のために努力してまいりたいと思いますので、このホームページを通じ、宜しくご指導・ご鞭撻の程お願いいたします。